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〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 25〉文学が語る「夢」「幸福」/朝大文学カフェにて

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 25〉文学が語る「夢」「幸福」/朝大文学カフェにて

勤務先である朝鮮大学校朝鮮問題研究センター・朝鮮文化研究室の企画の一環として、今年度「朝大文学カフェ」という文学読書会形式の学習会を立ち上げた。その本格的な運営に先立つプレイベント、試験的なパイロット [...]…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 24〉「仮面」と、他者と、朝鮮人と/安部公房 5

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 24〉「仮面」と、他者と、朝鮮人と/安部公房 5

「他人の顔」(1964)の主人公は、事故で顔を失ったことが自己の喪失へとそのまま結びつく苦悩に苛まれる。数回にわたり安部公房の植民地体験をとりあげた本連載の問題意識からすれば、「顔」を失うことは、その [...]…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 23〉「顔」について、「仮面(マスク)」について/安部公房 4

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 23〉「顔」について、「仮面(マスク)」について/安部公房 4

「アベノマスク」の話をしよう。といっても、すこぶる評判の悪い例のマスクの話ではなく、安部公房の書いた「マスク=仮面」についての物語を紹介したい。 自分の「顔」が、ある日何らかの理由で失われ、全く別のも [...]…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 22〉疎外の自覚、そして加害の自覚を/安部公房 3

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 22〉疎外の自覚、そして加害の自覚を/安部公房 3

「けものたちは故郷をめざす」(1957)のラスト、敗戦後中国から引揚げ日本上陸を目前にしながらも、朝鮮人高石塔とともに密輸船の船倉に監禁された主人公久三は、脳裏で次のようにつぶやく。「もしかすると、日 [...]…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 21〉不可能な「故郷」と、「監禁状態」/安部公房 2

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 21〉不可能な「故郷」と、「監禁状態」/安部公房 2

2012年に新発見された短編「天使」、19歳の処女作「(霊媒の話より)題未定」が収録された初期短編集の発売(2013)などにより、近年、安部公房の最初期を見直す動きが活発なようだ。生前未発表作品を含め [...]…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 20〉朝鮮支配の「制服」をまとった者/安部公房 1

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 20〉朝鮮支配の「制服」をまとった者/安部公房 1

元旦に放映されたNHK・Eテレのスペシャル番組「100分deナショナリズム」にて、漫画家のヤマザキマリさんが安部公房の小説「方舟さくら丸」(1984年)を紹介していて、にわかに話題となった。放送後Am [...]…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 19〉「万延/令和元年」の暴力/祝祭/大江健三郎 5

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 19〉「万延/令和元年」の暴力/祝祭/大江健三郎 5

「万延元年のフットボール」(1967年)は、寓意と隠喩、象徴性に満ちた難解な文体と、土俗的雰囲気、そして明治維新前夜と敗戦直後から60年安保の時代まで、百年にわたる歴史を重層させた、大江文学の前後期を [...]…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 18〉「文学的想像力」の陥穽/大江健三郎 4

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 18〉「文学的想像力」の陥穽/大江健三郎 4

「おれはこの現実世界から拒まれている。おれはこの世界の正規の人間じゃない」。そして「怪物」となり、少女殺人犯となった、「叫び声」(1963)の登場人物・呉鷹男。死刑判決となる彼は、朝鮮人の父親と日本人 [...]…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 17〉閉塞の時代、「不幸な若者たち」/大江健三郎 3

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 17〉閉塞の時代、「不幸な若者たち」/大江健三郎 3

「いいか、お前のような奴は、子供の時分に締めころしたほうがいいんだ。出来ぞこないは小さいときにひねりつぶす。俺たちは百姓だ、悪い芽は始めにむしりとってしまう」―1958年発表の、「芽むしり仔撃ち」の一 [...]…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 16〉かつてと現在の危うさ、未熟さ/大江健三郎 2

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 16〉かつてと現在の危うさ、未熟さ/大江健三郎 2

尾崎真理子氏は「大江健三郎全小説3」(講談社刊、2018)巻末の解説となる文章で、「セヴンティーン」、続編「政治少年死す」の二部作についてこう書いている。「性の衝動に最も突き動かされ易い年齢ともされる [...]…

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