公式アカウント

〈友好への種を撒こう 10〉作家/野村路子さん

皮膚感覚での「排除」なくすこと 第2次世界大戦中、ユダヤ人強制収容所(※1)の一つであるテレジン収容所で子どもたちが描いた絵の展覧会を開き、その事実を語り継ぐため30年にわたって生存者を取材してきたノ…

〈幼保無償化適用を/「多種多様」を問う 10〉米田伸次さん(公益社団法人日本ユネスコ協会連盟顧問)

「誰ひとり取り残さない」 私はこの十数年間、日朝友好を目的に日朝学生交流に取り組んできた。交流では朝鮮の学生からきまって在日朝鮮人についての質問が出される。とりわけ近年は高校無償化問題への彼らの関心が…

〈幼保無償化適用を/「多種多様」を問う 9〉坂本洋子さん(ジャーナリスト)

誰にとっても生きやすい社会を 在日朝鮮人とのつながりのきっかけは被爆者問題から。99年に初めて訪朝し、日本にいれば被爆者だが、一歩出れば被爆者ではないこと、特に朝鮮は国交がなく被爆者はいるが援護されて…

〈幼保無償化適用を/「多種多様」を問う 8〉河津聖恵さん(詩人)

「怯懦」の呪縛を解いて 十数年前まで在日コリアンとの交流は殆どなかった。「朝鮮新報」のコラムで私の詩が取り上げられたのがきっかけで、在日の文学者や詩人の方々との交流が始まった。その後まもなく、ある映画…

〈幼保無償化適用を/「多種多様」を問う 7〉柳澤徳次さん(日本朝鮮文化交流協会理事長)

平和的な話し合いを 私は戦前に生まれ、戦後、兄が学校の先生をしていた。小学校では日本の鉱山で働いていた朝鮮人の子どもたちと一緒に勉強した。子どもたちは学校が終わるとみんなうちに来ていた。兄からは「お前…

〈幼保無償化適用を/「多種多様」を問う 6〉池辺幸惠さん(平和のピアニスト)

持ち味いかし立ち上がろう 2012年の「4月の春・親善芸術祭典」で初訪朝し、そこで、自作の「アリラン変奏曲」を演奏してグランプリの賞をいただいた。「日朝音楽芸術交流会」の故・小笠原美都子名誉会長と、金…

〈幼保無償化適用を/「多種多様」を問う 5〉アントニオ猪木さん(元・参議院議員)

差別・排外主義に反対する日本の有識者たちが、朝鮮幼稚園をはじめとした各種学校認可の外国人学校幼稚園への幼保無償化適用を求めている。差別なき社会を実現するための道筋について、各界の有識者たちに話を聞いた…