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〈取材ノート〉開幕式に「背を向けて」

平昌オリンピック開会式のその瞬間、その場所にいたのだが、脳裏には開会式の映像としての記憶がほとんどない。北南が共同で輝かせた歴史に残る開会式であり、同胞応援団(第1次)の随行記者として確かに現地にいた…

〈取材ノート〉それぞれの価値を大切に

小規模コミュニティーならではの連帯感がある。四日市初中チャリティーを目的とした「シアリ公演2018~未来」(21日)の出演者はそう口を揃えた。観客である県青商会会長も「過疎地域だから大都市とは違う力が…

〈取材ノート〉恩の行き先

各地で行われた成人式。色とりどりのチョゴリや新しいスーツに身を包んだ新成人たちが揃って口にした言葉がある。「恩返しがしたい」。どこの成人式でも繰り返されるこの言葉に、以前見た「ペイ・フォワード」という…

〈取材ノート〉時差6時間の吉報

昨年の暮れのこと。カーリーヘアに、赤いキャリーバッグをまるで身体の一部のように軽やかに引きながら高遠菜穂子さんは現れた。

〈取材ノート〉“ハッキョのため、それしかない”

はじめて行く地に心が揺さぶられ、はじめて会う人々に感動をする。 繰り返し行く地ももちろんだが、一度も訪ねたことのない場所へ行くときの緊張感というものは何度味わっても特別なものがある。 11月初旬、出張…

〈取材ノート〉39430歩

39430歩―これは3日間にかけて行われた今年のコマチュック大会期間中に手元の歩数計が示した数字だ。本紙取材班のメンバーを合わせると10万歩は下らないだろう。紙面に掲載された写真1枚を撮るのに1万歩、…

〈取材ノート〉ちょっと気になるクセ

自分にはちょっと気になるクセがある。こう「しなきゃ」ああ「しなきゃ」と、気を張りすぎてしまうこと。 2017年度公認会計士試験に合格した任晋男さんの話は、そんな自分自身に気づき、向き合うきっかけをくれ…