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〈それぞれの四季〉ドイツの原風景/李勇燦

ドイツに来てから、原風景、つまり育ち慣れ親しんだ風景の違いについて考える。 千葉と東京で育った私にとって、原風景といえば、団地、郊外のショッピングモール、明るい広告とビルの夜景、人にあふれた駅、通学電…

〈取材ノート〉とある南の教師の話

「朝鮮学校の先生たちは、統一について堂々と教えていました。そして子どもたちも胸を張って学んでいました。統一祖国の主人公になると、思い切り歌っていました。本当にうらやましいです」 南朝鮮の、とある男性教…

「パラサイト」

南朝鮮の映画「パラサイト」が米アカデミー賞で作品賞、監督賞など4部門を受賞した。外国語映画が作品賞を受賞するのは初だ。カンヌ国際映画祭のパルムドール賞も受賞。作品は南の貧富の差など様々な社会矛盾を多層…

社会主義国との連帯

金正日総書記の生誕日(2月16日)に際して、朝鮮外務省が総書記の業績に関する一文を発表した。テーマは「国際社会主義運動の強化と発展」。主に1990年代以降の活動を扱っている。

朝鮮学校の美術活動

ここ数年、朝鮮学校の児童・生徒たちによる美術活動が、大きな注目を集めている。一つは「学美展」の名前で親しまれている在日朝鮮学生美術展だ。今年度で第48回を数える。昨年9月の神戸展から始まり2月の北海道…

〈取材ノート〉「こんな所」に支部会館

2月初旬。忍者の里として有名な三重県伊賀市で同胞らによる新年会が行われた。 会場は05年に「伊賀コリアン会館」としてリニューアルされた総聯伊賀支部会館。新年会は伊賀市在住の同胞らをはじめ朝・日の多くの…

葦100%の国産紙

「人間は考える葦(アシ)である」とは哲学者パスカルの言葉。人間の弱さを、折れやすくもろい葦に例えた。「だから、よく考えるよう努めよう」と付け加える ▼この取るに足らない植物で紙を作ろうとは、よく考えつ…