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短編小説「燃える島」4/黄健

2022年01月02日 06:50 短編小説

出鼻をくじかれた敵は、上陸をいったん見合わせると、またもや艦砲射撃を開始した。飛行機が真っ黒に空をおおって襲ってきた。それは、島を丸のみにしてしまうかとさえ思われた。

戦闘は、午後の4時近くになっても止まなかった。敵は、次々に黒煙につつまれながら沖へと逃げていった。

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