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短編小説「幸福」27/石潤基

2021年10月07日 08:25 文化・歴史

ところが、夜も大分更けてから、はっきりと急いでいる足音がしだいに近寄ってきた。僕は立ち上がった。足音はますます近づいてきた。

「どうかよその部屋であってほしい……」

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