日朝友好千葉県の会が軍事演習強行に抗議声明


日朝友好千葉県の会の上野建一共同代表は16日、合同軍事演習を強行した米南を非難する声明を発表した。全文は次のとおり。

米韓軍事演習は、その規模・形式を問わず朝鮮半島の平和構築に向けた努力を根本から覆す愚かな行為である。それは憎悪のみを助長し、朝鮮の自主的平和統一を願う人びとの思いを踏みにじるものに他ならない。米国は朝鮮敵視政策を直ちに改めるべきである。それこそが朝米及び北南に真に実のある対話をもたらす契機になると確信する。

2018年は4月27日を皮切りに3度にわたる北南首脳会談が行われ、さらに6月12日には史上初となった朝米首脳会談がシンガポールで実現し、朝鮮戦争の終結と朝鮮半島の統一に向けて大きく前進していることが実感できる年だった。

しかし翌2019年2月末、ハノイで開催された第2回の朝米首脳会談は、段階的交渉を是としない米国のいわゆる「ビッグディール」がもとで「物別れ」に終わった。ところが、同年6月30日の夕刻、朝鮮・韓国・米国の各国首脳が板門店に一堂に会する「サプライズ会談」が中継された。

奇しくも、同日、本会は朝鮮統一と在日朝鮮人の権利回復に係る学習会を開催していた。参加者一同はテレビに釘付けになった。朝米首脳が板門店で握手を交わした瞬間、会場に大きな拍手が沸き起こった。「自分が生きている間に、こんな光景を目にすることができるとは思わなかった。」思わず口にしたのは、朝鮮半島南部にルーツをもつ1世の在日朝鮮人である。

ここで金正恩国務委員長の2019年新年の辞をいま一度確認したい。

「朝鮮半島の地域の情勢安定は決してたやすくもたらされるものではなく、真に平和を願う国であるなら、現在の局面を重んじる共同の責任を負っている。周辺諸国と国際社会は、朝鮮半島の肯定的な情勢発展を促進しようとするわれわれの誠意ある立場と努力を支持し、平和を破壊し、正義に逆行するあらゆる行為と挑戦に反対してたたかわなければならない」「われわれは朝米両国間のいまわしい過去史に固執する意思はなく、一日も早く過去に決着をつけ、両国人民の志向と時代の発展の要求に即して新しい関係樹立に向けて進む用意がある。」

1972年7月4日、朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国は「南北共同声明」で「自主的」及び「平和的」に一日もはやく祖国が統一されるべきことを確認した。50年前の本宣言は当時、大きな反響を呼び、海外でも朝鮮の自主的平和的統一を支持する団体が結成された。「朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会」もその一翼を担い、運動推進に向けて、毎年、各地で全国集会を展開している。39回を数える今年は千葉の地で開催予定である。

改めて、米韓軍事演習の愚を指摘するとともに、一日も早く朝鮮が自主的かつ平和的に統一される機運を千葉の地でも醸成されるよう集会の成功に向けて尽力することを表明するものである。

(朝鮮新報)