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〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 34〉略奪文化財の行方をめぐって/五木寛之

2021年07月11日 08:00 主要ニュース 歴史

 

「深夜美術館」が収録された「日ノ影村の一族」(文春文庫 1981年刊)

つい先月の26日、元本紙記者で、植民地期に略奪された朝鮮文化財の調査と返還問題に生涯取り組み続けた、故南永昌氏の遺稿集「奪われた朝鮮文化財、なぜ日本に」出版記念講演「今こそ問う朝鮮文化財の返還問題」(朝鮮大学校朝鮮問題研究センター主催)が行われた。近年朝鮮における高句麗古墳発掘の様子と、日帝時代の略奪・破壊の痕跡について、また文化財返還問題の原理原則について、それぞれ重要な問題提起に富む二本の講演が行われた。詳細については既報を参照されたい。

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