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国家代表選手団の制服製作/ユニホームも国産で

2021年05月29日 07:30 主要ニュース 共和国

“祖国の期待” “自尊心の表れ”

近年、オリンピックをはじめとする国際スポーツ大会で朝鮮代表選手団が身にまとっている赤、青、白の国旗色をベースとした制服は、朝鮮国内で製作されているものだ。あらゆる生産部門で国産化を掲げる朝鮮では、国家代表選手の制服、ユニホームもまた、自らの原料、デザインに基づいて自力で生産されている。

仁川アジア大会、卓球混合ダブルスで金メダルを獲得したキム・ヒョクポン(右)、キム・ジョン選手

メーカー名は「タンサン」

赤と白を基調とし、胸元には青いラインが大胆に横切る朝鮮代表選手団の制服。左胸には国旗、右胸には国鳥であるオオタカがあしらわれている。朝鮮代表に選出された経歴を持つサッカーの李栄直選手(琉球FC)や安柄俊(K2・釜山アイパーク)、李誠雅選手(日体大FIELDS横浜)、空手の宋尹学、高智蓮選手らも着用し、在日同胞にもなじみのあるこの制服は、平壌・東大院区域にある万景台スポーツウェア製作所でつくられたものだ。メーカー名は「タンサン」。2014年仁川アジア大会で初めて着用され、2017年世界ウェイトリフティング選手権、2018年平昌五輪、2019年世界レスリング選手権など多くの国際大会で着用された。

国家代表に選出された空手の宋尹学選手(右)と高智蓮選手(中央)。左は朝大体育学部の宋修日学部長

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