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神戸初中、クラウドファンディング開始/運動場の人工芝化事業に伴い

2021年05月01日 09:00 主要ニュース 民族教育

神戸初中運動場の人工芝化事業に伴い、4月27日からクラウドファンディング(CF)がスタートした。「学校創立75周年記念事業実行委員会」が企画した。

神戸初中運動場の人工芝化事業に伴い、4月27日からクラウドファンディング(CF)がスタートした。

昨年、創立75周年を迎えた神戸初中では、今回の記念事業を、学校発展に向けた抜本的改革を進める契機と位置づけ、着々と準備を進めてきた。

とりわけ実行委員会では、同年9月の発足以来、①歴史整理保存と記念誌の発行、②教育内容の発展と教育未来の豊富化、③教育環境の整備、④卒業生・地域同胞ネットワークの再構築、⑤学校応援基金の設立―を中心課題に据え、記念事業を推進していくことを決定。現在、その第1弾プロジェクトとして運動場の人工芝化(③の一環)が推進されている。

「『友好』と『共生』の人工芝グラウンドプロジェクト」と銘を打ったCF

「『友好』と『共生』の人工芝グラウンドプロジェクト」と銘を打った今回のCFでは、工事予算となる2500万円のうち、300万円を目標金額に設定。より広範な賛同を募るべく、専用ページには、日・朝・英のプロジェクト説明文も添えられた。期限は6月7日まで。CF専用サイト「Ready for」を通じ行われる。

金和則実行委員長によれば、実行委では、コロナ禍で対面活動がままならないなか、2日に1回のリモート会議を重ねるなど「抜本的改革を共通目標に、委員たちが気持ちを一つにしてきた」。

運動場に描かれた「75+」の人文字。

今回のCFについて金実行委員長は、「実行委員はさらに熱意を持って取り組み、そのほか卒業生や同胞、日本の方々には関心や協力を募るきっかけにしたい。そのうえで目標額を達成できれば」としながら「神戸は盛り上がっています。今後いかに変わるのか見ていてください」と力を込めた。

人工芝敷設工事は5月31日まで。6月に予定される完工式の場で、生まれ変わった運動場のお披露目となる。

運動場の人工芝化事業と関連しては、4月4日に特別イベント「あんにょん、思い出の『桜の木』たち!」を開催。同事業の本格始動を内外に知らせたこのイベントの翌週には、関係者参加のもと着工式(4月15日)が行われた。工事は5月31日まで。6月に予定される完工式で、生まれ変わった運動場のお披露目となる。

CF専用のQRコード

一方、実行委員会では、CFと並行し支部や商工会、青商会など実行委所属団体を通じた協賛も広く呼びかけている。

(韓賢珠)

問い合わせ・参加方法

問い合わせ=神戸初中(078‐251-1104)

参加方法=以下のタイトルをクリックすると専用サイトに移動します。その他、協賛については学校へお問い合わせください。

「『友好』と『共生』の人工芝グラウンドプロジェクト」

 

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