公式アカウント

〈朝鮮経済 復興のための革新 4〉世界に類のない自力自強の発展モデル

2021年05月03日 09:03 主要ニュース 共和国 経済

統一的連携の中で発揮される企業の創発性

朝鮮の経済革新は、自力自強の路線、すなわち自らの力で強くなり、内なるパワーの発揚によって国力を向上させたこれまでの実践的経験に基づいている。外国の資本と資源・技術の導入を前提とする「改革」「開放」とは根本的に異なる。

朝鮮は世界で唯一無二の「自力自強の社会主義経済強国」を目指して着実に前進している。(朝鮮中央通信)

外部勢力の恣意的解釈

朝鮮労働党第8回大会で示された国家経済発展5カ年計画の核心テーマは、これまでと同様に自力更生・自給自足だ。5カ年計画の目的も、朝鮮経済をいかなる外的影響にも揺らぐことなく円滑に運営される正常軌道に乗せることにある。

党大会以降、朝鮮の経済革新を妨げようとする勢力は、制裁とコロナ禍、自然災害のいわゆる「3重苦」に直面する朝鮮が、「過去の失敗した政策」に回帰したと恣意的に解釈し、「対外的環境の改善」がなされて「開放」を前提とする「改革」を行わない限り、経済は好転しないと断定的に述べている。

特色ある朝鮮式社会主義の現実を無視し、資本主義の観点を一方的に適用しても、この国の未来は見通せない。

例えば、金正恩時代になって積極的に進められた「社会主義企業責任管理制」は「工場・企業所・協同団体が生産手段の社会主義的所有に基づいて実際的な経営権を担い、企業活動を主体的、創造的に行い、党と国家に対する責務を遂行し、勤労者たちが生産と管理の主人としての責任と役割を果たすようにする企業管理方法」だとされている。客観的条件よりも人間の地位と役割を重視、強調するチュチェ(主体)思想の原理を具現した社会主義企業管理方法だといえるだろう。ところが、外部の分析者、評論家は、経営活動に関する企業の自律性、裁量権の拡大を自分たちの都合に合わせて「市場経済システムの導入」と結びつけて評価し、労働党大会で経済に対する国家の統一的指導、戦略的管理を強化する問題が取り上げられると「改革」を否定するものだと勝手に批判し貶めようとしている。資本主義の論理を絶対視して復唱しているに過ぎない。社会主義に固有な原理と法則に対する観点、洞察は欠如している。

社会主義計画経済の国である朝鮮の現実において「社会主義企業責任管理制」の実効性を高めることの成否は国家経済指導機関が制度の設計と運営、指導管理をどのように行うかにかかっている。企業が経営活動を主体的、創発的に行うための条件を整えるのも国家経済指導機関の役割だ。近年、内閣では千里馬製鋼連合企業所(南浦市)をはじめとする基幹工業部門の生産単位をモデルケースとして定め「社会主義企業責任管理制」を現実に即して実施するための実証実験プロジェクトを行ってきた。この過程で培った経験を他の経済部門にも広く導入するための検討作業が党大会を機に活発に行われている。

経済活性化を担保する戦略的資源

外部の分析者、評論家が「成功事例」として挙げる「改革」「開放」の国々にはない貴重な戦略的資源が社会主義・朝鮮にはある。数十年間にわたり培ってきた自立経済の基盤と核戦争抑止力の完成によって証明された科学技術力、あらゆる試練の中で自力更生を体現した人民の愛国心と創造力だ。最短期間で経済を活性化し、世界の先進レベルにまで飛躍させる自立発展の基盤と能力があるという確信に基づいて、朝鮮の経済革新は進められている。

他国であれば、幾度も崩壊と悲劇的運命を避けることができなかっただろう長期の孤立圧殺策動を耐え抜いただけでなく、むしろより強大になって国際舞台で存在感を放つようになった国がまさに朝鮮だ。敵対勢力の圧迫攻勢を内なるパワーを強化する機会に反転させる戦略を不断に実行し、最悪の条件でも独自の生存、発展、飛躍を可能とする力を育んだ。そして、ついに戦略国家の地位を固め、党大会を通じて経済復興を「次の目標」と定めたことを表明するに至った今日の朝鮮の姿は、外部勢力が推し量れない自強力と無尽蔵な発展潜在力の大きさを示唆している。

今後、党大会の決定が執行されていけば、試練を経て強くなった経済の各部門、各単位が統一的・有機的連携の中で目的志向的に活動し、集団主義の威力を発揮することになる。(写真は祥原セメント連合企業所、労働新聞)

過去に国家が経済的試練に直面し、社会主義本来のシステムと秩序を維持することが困難な状況が生まれた時、各部門、各単位がそれぞれ生き抜こうと孤軍奮闘して自らの力を育んだ。1990年代の苦難の行軍、強行軍をはじめとする幾多の困難を乗り越えながら、人々はより強くなった。勿論、非正常な状況の中で選んだ方法は、今の時点で見ると過渡的であり臨時的な方法だ。今後、党第8回大会の決定が徹底的に執行されていけば、試練を経て強くなった各部門、各単位が統一的・有機的連携の中で目的志向的に活動し、集団主義の威力を全面的に発揮することになる。つまり、社会主義計画経済の要求に沿って、国家の統一的指導と戦略的管理の下で経済を動かすシステムと秩序が回復、強化されれば、国内の人的、物的資源を余すところなく組織動員し、経済発展のすべての要素と動力を以前よりも効果的に利用することができる。

朝鮮が誇る国力の源である「一心団結」、リーダーを中心とする結束力は政治思想的な面では、すでに最高の境地で発揮されている。時代の発展とともに経済の部門と単位が増えて多種多様な経済活動が活発に行われるようになった今日の時点で、チュチェ思想を具現した「一心団結」の国風が経済事業においても確立されるならば、朝鮮の前進と発展は加速化する。

「この世に羨むものはない」を現実に

資本主義の論理を絶対視する外部勢力が「過去回帰」と誹謗する今日の経済革新は、朝鮮式社会主義の本態を誇示しながら、それをすべての面においてアップグレードさせる意欲的な挑戦だ。これまで金正恩総書記は、私は金日成主席と金正日総書記を信じて、すべての人民が将来を楽観しながら「この世に羨むものはない」の歌をうたった時代が、過ぎ去った歴史の中の瞬間ではなく、今日の現実になるようにするために献身奮闘すると述べてきた。「世の中に羨むものはない」は、苦難の行軍、強行軍から30余年さかのぼった1960年代に創作された歌曲だが、総書記が語っているのは「過去」ではなく、朝鮮人民が長年待ち望んだ理想と希望が現実となる「未来」だ。

国家の統一的指導と戦略的管理の下にすべての企業が主体的に創発的に経営活動を行い、自力更生・自給自足の原則に沿って経済を活性化させ、人民に豊かで文化的な生活を保証する。外部勢力は先例がない経済復興方式に「不可能」のレッテルを張るが、それが前人未到の道であることを十分に知りつつも、朝鮮は信念を持って、唯一無二の「自立自強の社会主義経済強国」を目指し、着実に前進している。自らの力を育み、自らの力によって、すべてのことをやり遂げてきた戦略国家・朝鮮の新たな挑戦は、世界史的にも意味を持つ。

(金志永)

Facebook にシェア
LINEで送る

あわせて読みたい