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“性奴隷、強制動員に時効はない”/米国の学者らが主張

2021年05月24日 12:48 主要ニュース 歴史

米国の学者らが、旧日本軍の性奴隷犯罪と強制動員は時効の適用されない戦争犯罪だとし、日本政府の法的責任を問う証拠資料を永久保存しなければならないと主張した。

聯合ニュースによると現地時間の20日、性奴隷制問題解決をめざす米国の人権団体「賠償と教育のための慰安婦行動」(CARE)などが主催するオンラインセミナーが開催された。セミナーは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)における日本軍性奴隷制に関するオンライン史料館(英文)の構築を控え、性奴隷制に関する証拠資料保存の重要性と法的意味を考える目的で催された。

UCLAロースクールのポール・ホフマン教授は、1990年代に米国の裁判所がナチスのホロコーストに対し賠償命令を下した判例を踏まえ、「『慰安婦』問題の正義実現においても時効がない」とし、「ホロコーストの賠償判決のように、意志と情熱があれば問題は解決できる」と強調。「『慰安婦』被害者のための国際的な運動がよりいっそう強固になっている」とし、「性奴隷制問題解決のためのモメンタムは強化されているすう勢」だと述べた。

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