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平安北道に新たな水路/東来江貯水池から洪建島干拓地まで

2021年05月20日 13:04 主要ニュース 経済 共和国

“穀物増産の確固たる土台”

洪建島干拓地(平安北道)の完工に続いて、東来江貯水池から同干拓地に連なる水路が開通し、18日、通水式が現地で行われた。労働新聞が伝えた。

東来江貯水池から洪建島干拓地に連なる水路が開通した(朝鮮の今日)

東来江貯水池は昨年11月に竣工。当時、貯水池の竣工により洪建島干拓地の数千町歩(1町歩=1ヘクタール)におよぶ耕地に灌漑用水を十分に供給できるようになったと伝えられていた。一方、洪建島干拓地は朝鮮の干拓地開拓史上最大で、農業生産に大きく寄与するとされている。今回、新たに水路が建設されたことにより、「洪建島干拓地と宣川郡の広大な耕地に灌漑用水を十分に供給し、穀物生産を増やせる確固たる土台ができた」と通信は意義を強調した。

通水式には、平安北道党委員会のムン・ギョンドク責任書記、道の農村経理委員会委員長などの関係者らが出席した。ムン責任書記は演説で、農業で基本は水確保の問題だとし、灌漑設備を責任をもって管理し、水を節約し効果的に利用しなければならないと指摘。そのうえで、新たに整備された灌漑システムを活かして今年の穀物生産目標を必ず達成しようと呼びかけた。

(朝鮮新報)

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