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マスク着用でもはつらつと/コロナ対策下、平壌の学校生活

2021年05月18日 10:00 主要ニュース 朝鮮半島 共和国

徹底した新型コロナウイルス感染症防止策が講じられている朝鮮では昨年来、教育機関において休校や遠隔授業、教員が生徒の自宅を直接訪ねる「案内授業」などの対策が実施されてきた。

現在は登校授業も行われている。労働新聞4月24日付は、平安北道で87のモデル校が新たに整備され、授業が始まったと伝えた。また、労働新聞などの国内メディアは最近、教育機関に対する防疫対策を強化することをとりわけ強調している。

4月末から5月初めにかけてウェブサイト・朝鮮の今日やメアリは、幼稚園や小学校、高級中学校(日本の高校)の児童・生徒らの学校生活や登校のようすを収めた写真を相次いで公開した(※朝鮮の全般的12年制義務教育は、幼稚園1年、小学校5年、初級中学校3年、高級中学校3年)。

サイトが報じた複数の写真からは、すべての空間でマスク着用を徹底しながら学校生活が正常に行われていることがわかる。教員に見守られながら数式を解いたり、校庭で思い切り飛び回る生徒ら、一生懸命ノートに向かう児童など、はつらつとした子どもたちの姿がほほえましい。コロナ対策下で学校生活を送る平壌市内の子どもたちのようすを写真で伝える(出所:朝鮮の今日、メアリ)。

校庭で走り回る6月9日龍北技術高級中学校の生徒たち。同校は大阪中高の姉妹校だ

市内幼稚園における授業のようす。一生懸命に筆記する園児ら

数学の授業で数式を解く女子生徒(6月9日龍北技術高級中学校)

肩を並べて登校する小学生の女の子たち

楽しみながら学べる知育玩具で遊ぶ園児たち(牡丹峰区域凱旋幼稚園)

才能を伸ばす課外活動も活発だ。体育室で一輪車を乗りこなす牡丹峰区域凱旋幼稚園の園児ら

祖母に付き添われて通学路を歩く小学生

(朝鮮新報)

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