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“農業生産計画遂行の土台確立”/西海岸に二つの大規模干拓地が完工

2021年05月13日 12:53 主要ニュース 朝鮮半島 経済 共和国

このほど洪建島干拓地の第2段階と龍媒島干拓地の第3、4区域の建設が完了し、東京23区の約5分の1に相当する1万3千余町歩(1町歩=約1ヘクタール)の広大な土地が西海岸沿いに新たに生まれた。大規模な二つの干拓地完成に関する朝鮮中央通信社詳報(4月30日発)は、「遥か彼方まで伸びた堤防に沿って大環状線道路が形成され、広大な田野と養殖場が整ったことで、朝鮮労働党第8回大会が示した農業生産計画達成と人民生活の向上に寄与するもう一つの強固な土台が築かれた」と意義を伝えた。党第8回大会では農業部門の重要目標として「食糧の自給自足の実現」が示された。

1万3千ヘクタールの土地が新たに確保された(いずれも朝鮮中央通信=朝鮮通信)

干拓地開拓で史上最大/平安北道・洪建島干拓地

平安北道に接する西海岸に建設された洪建島干拓地は、東林郡最南端に位置する雁山里から西海上に浮かぶ宣川郡身彌島までの沿岸に堤防を築く大スケールの大自然改造プロジェクトだ。その規模は、朝鮮の干拓地開発史上最大とされる大渓島干拓地(平安北道)を凌ぐ。工事量で見ると、1300余万立方メートルの盛り土工事と110余万平方メートルの石張りを行い、水門などの構造物を建設して80余里(約31キロメートル)の海をせき止めるなどぼう大であった。

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