〈金正恩総書記の活動・2021年4月〉今後15年のビジョン提示


青年同盟大会に書簡

金正恩総書記は、金日成・金正日主義青年同盟(以下、青年同盟)第10回大会(4月27~29日、平壌)に書簡を送り、青年同盟組織の機能と役割を高めるための課題を提示すると共に、今後15年間のビジョンを明らかにした。総書記はこのような大胆な目標を掲げるのは青年たちの底知れぬ力を信じているからだと、改めて青年重視を強調した。

太陽節慶祝重要芸術団体の合同公演を鑑賞する金正恩総書記(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

隆盛繁栄の社会主義強国を

朝鮮では金日成主席、金正日総書記の時代から「青年重視」を革命の戦略的路線として堅持してきた。

とりわけ金正恩時代に入ってからは青年たちによりいっそう大きな期待が寄せられている。「青年強国」の象徴として建てられた白頭山英雄青年発電所(2016年4月完工)をはじめとする重要建設を任せるなど国家建設においても青年の役割が重視されてきた。同年8月、23年ぶりに開かれた青年同盟大会を金正恩総書記が直接指導し、歴史的な演説を行ったことは記憶に新しい。

5年ぶりとなった今回の青年同盟大会に送った書簡で総書記は、党中央が朝鮮式社会主義建設の画期的発展目標を立てたことに言及。党は今後5年間を朝鮮式社会主義の建設に画期的な発展をもたらす効果的な5年間、大変革の5年間にするための作戦を立てているとし、次の段階の壮大な闘争を連続的に展開して今後15年内外に全人民が幸福を享受する隆盛・繁栄の社会主義強国を打ち建てるつもりだと目標を提示した。こんにちの状況下で大胆な目標を掲げて闘おうとするのは、ほかならぬ青年のためであり、青年たちの強烈な志向と底知れぬ力を信じているからだと指摘した。

今大会ではまた、青年同盟の名称を「社会主義愛国青年同盟」に改称する決定が採択された。

青年同盟の名称は、「朝鮮社会主義労働青年同盟」(1964年5月、青年同盟第5回大会で改称)、「金日成社会主義青年同盟」(96年1月、青年同盟代表者会で改称)、「金日成・金正日主義青年同盟」(2016年8月、青年同盟第9回大会で改称)など、時代ごとの要求に即して変遷を遂げてきた。

書簡で総書記は、青年同盟の名称を改めたからといって全同盟の金日成・金正日主義化を総体的目標、総体的闘争課題としている青年組織の本態が変わるのではないとし、社会主義と愛国は、金日成主席と金正日総書記の不滅の革命思想と業績を象徴していると強調した。

今大会は、朝鮮労働党第8回大会が行われた後、勤労団体組織別の大会で最初に開催された。青年同盟大会を重視した意図について労働新聞5月3日付社説は、党大会が示した進路に従って新たな激変期を切り拓くうえで青年運動が強力な役割を担わなければならないとし、青年運動を社会主義建設の強力な推進力に据えるとき、党大会決定貫徹のための進軍をよりいっそう早められると説明している。

朝大65周年に際し祝電

金正恩総書記は10日、創立65周年を迎えた朝鮮大学校の教職員、学生に祝電を送った。総書記は朝大創立60周年(2016年)の際も祝賀文を送っている。

総書記は祝電で、朝大が歩んできた65年が、同胞の新世代を真の民族人材、気高い道徳と豊かな知識を兼備した愛国・愛族の担い手として立派に育成して、在日朝鮮人運動の強化、発展に大きく寄与した栄光に輝く誇るべき歴史だと評価。朝鮮大学校の教職員と学生が今後も、忠実性の伝統、一心団結の伝統、愛国・愛族の伝統をしっかり継承して、教授活動と学科学習に新たな転換をもたらすことで、世界唯一の海外同胞大学、民族人材養成の原種場としての使命と任務を立派に遂行するものとの確信を表明した。

(金淑美)