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連帯強化へ新たな一歩/青年たちによるオンライン写真展、成功裏に開催

2021年04月09日 10:00 主要ニュース 文化・歴史

東アジアの「希望」に

写真展の「民族衣装欄」に掲載されている朝鮮の写真。チマチョゴリを着てパレードを沿道で歓迎する朝鮮の市民たち。

在日本朝鮮青年同盟、日本青年団協議会、中華全国青年連合会、世界平和青年学生連合が協力し、WEB上で開催した写真展「東アジアの平和について考える」が成功裏に終わった。同写真展は、当初の予定では37日から313日までの開催となっていたが、反響が大きかったため開催期間が331日まで延長された。

今回の写真展を開催した4団体の青年たちは、五輪の基本精神である「差別なき連帯」を体現し、国家間の関係性を超え東アジアの平和を自らの手で手繰り寄せようと写真展を企画。写真展には、統一への願いをこめた写真や北南朝鮮、日本、中国の青年たちの日常風景を切り取った写真、コロナ渦の中で奮闘する医療従事者たちへのエールをこめた映像などを展示した。

今回の写真展は本来であれば、日青協が昨年11月に開催する「全国青年大会」の会場にブースを設けて行う予定だった。しかし、新型コロナウィルス感染拡大の影響で大会が延期に。今年3月の「全国青年問題研究集会」でも写真展の開催を見送らざるをえず、最終的にWEB上で開催されることになった。初めての試みということもあり関係者は少なからず不安を抱いていたが、開催期間には東アジア各国からアクセスがあり、公開延長を望む声も寄せられた。

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