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〈ここにも同胞の名店・広島〉つけ麺 赤猿

2021年03月27日 15:30 ここにも同胞の名店

店主のこだわりが詰まった「つけ麺」は中玉(1玉)800円、ランチ時は700円と非常にリーズナブルだ

店舗紹介

JR広島駅の新幹線口から徒歩7分のところに、黄色の猿が描かれた真っ赤な看板が目印の「つけ麺 赤猿」がある。店主の崔炳換さん(41)は20代の頃から福岡の焼肉屋や焼き鳥屋で飲食業のノウハウを学び、広島では同胞が営むつけ麺屋で働いた。その経験をもとに5年前に自身のつけ麺屋を開業。「地域に密着した店舗にしたい」との考えから、広島カープのチームカラーである「赤」、オープン当初に店舗が位置していた猿猴橋町の「猿」を合わせて、店名を「赤猿」と名付けた。

同店が提供する「つけ麺」には店主のこだわりが詰まっている。麺はつけ麺専用の中細麺。スープは魚介ダシ、鶏ガラ、醤油をベースに仕上げられており、化学調味料には一切頼っていない。その分コストと手間暇がかかるが、何よりも大事なのは「利用客の健康」だと崔さんは話す。改良を重ね、食べ進めてもスープの味が薄くならないような工夫もなされているという。「つけ麺」は中玉(1玉)800円、ランチ時だと700円と非常にリーズナブル。良心的な価格設定は「一人でもたくさんの人に広島名物のつけ麺を味わってもらいたい」という崔さんの思いからだ。辛さは4段階から選べる。

同店では「つけ麺」と並び「まぜそば(油そば)」の人気も高い。こちらはヤンニョンジャンと醤油をベースとしており、ピリッと辛い味わいを楽しめる。つけ麺屋ではあるが「やきとり」も提供しており、「チヂミ」「ハチノス」「ホルモン天」をはじめ一品メニューが充実。ビール、焼酎、サワーだけでなく、ワインや日本酒などアルコール類を豊富に取り揃えているのも特徴だ。晩酌で同店を利用し、〆として「つけ麺」や「まぜそば」を食べる人も少なくないのだとか。

冬には温かいチゲやおでんを提供し、年末にはたくさん注文するほどお得な「年越しつけ麺」(テイクアウト)を販売。利用客のニーズがあればオードブルを準備するなど、さまざまな取り組みを行っている。コロナ禍前から実施してきたテイクアウトサービスも好評だ。

崔炳換さんはコロナ禍の影響は多分にあるが「今は我慢の時期」だと話す。「細く長くお店を続け、利用客の笑いが飛び交うような地域に根づいた店にしたい。ゆくゆくは全国発送も行い、広島つけ麺の味をより多くの人たちに知ってもらいたい」

基本情報

店名:つけ麺 赤猿

住所 : 広島県広島市東区愛宕町8-1

営業時間 : 昼:火~金 11:30~14:30、

     夜:月~木 18:00~23:00、金・土 18:00~24:00、日・祝 17:00~22:00

     ※コロナウィルス感染拡大を踏まえ、当面の間は営業時間を短縮

     夜:火~土 18:00~23:00、日・祝 17:00~21:00

     定休日:月曜日、第3日曜日

定休日 : 不定休

電話番号 : 082-262-5056

HP : https://tabelog.com/hiroshima/A3401/A340121/34027242/

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