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〈朝鮮経済トレンドウォッチ 6〉対外経済における主要産業「観光業」/楊憲

2021年03月24日 12:00 主要ニュース 経済

発展戦略としての開発区に注目

現在、新型コロナウイルスの影響により、世界の観光業は大打撃を受けている。国連世界観光機関(UNWTO)は、昨年の観光業の損失額が日本円で150兆円に上り、観光市場が新型コロナ以前の水準に戻るまでには2年半から4年かかると予想している。国連世界観光機関による予想のように現在、厳しい状況にある観光業であるが、新型コロナ以前には右肩上がりの成長を示しており、21世紀最大の成長産業と称されるほど成長の著しい産業であった。したがって、新型コロナの収束とともに再び成長軌道に乗るものと思われる。

課題は観光業の活性化

今年1月に開催された朝鮮労働党第8回大会(以下、党大会)では、対外経済部門において観光業の活性化が課題として提示された。なかでも「金剛山地区を朝鮮式の現代的な文化観光地に転変させる」ことが優先課題に取り上げられた。具体的には、金剛山観光地区総開発計画に示された高城港海岸観光地区と毘盧峰登山観光地区、海金剛海岸公園地区と体育文化地区を新たな国家経済発展5カ年計画期間に年次別、段階別に開発していくことが決定された。

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