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〈ここにもトンポの名店・熊本〉やきにく 平壌園本店

2021年02月26日 00:05 ここにも同胞の名店

店舗紹介

熊本県内で、ホルモンを焼くと前が見えないぐらい煙がもうもうと立ちこめた時代から、唯一の古参焼肉店として営業する「やきにく平壌園」。1968年創業以来、先代の「親しみやすい朝鮮料理と本場の焼肉を地元のお客様にこそ食べてほしい」との思いから、同地域で在日1世の味を守り続けてきた。

先代から受け継いだ門外不出秘伝の味噌タレは、ホルモンをはじめ、すべてのお肉にマッチするまさに「伝統の味」だ。タレが命の焼肉で、特製醤油タレも黒毛和牛の旨味を引き立てる。店長朱永徳さんのイチオシは、やはり熊本名物の「馬刺し」や「馬レバー」、「桜(馬)ユッケ」。上質な馬肉の多彩な部位の食感と味を楽しむことができる。

良質素材のお肉を経験豊かな料理人が、丹精込めて調理する絶品「塩ハラミ」や「ネギタン塩」、仙台から取り寄せた「熟成厚切りタン塩」も同店の大人気メニュー。焼肉本来の醍醐味を味わえる。「肉の質と味、特にホルモン系は熊本県内で群を抜くと自負しています」と店長の朱さんは太鼓判を押す。宴会メニューやセットメニューも豊富で、タン塩や平壌園カルビ、黒豚ロースなど、同店の味を満遍なく味わえる「平壌園セット」(3~4人前、 1万500円)がおすすめだ。

一方、昨年4月の緊急事態宣言を受け、焼肉やホルモン鍋、オードブル、焼肉弁当などのテイクアウトも始めた。家庭でも平壌園の味を楽しめるとあって、好評を博している。朝鮮新報読者が、お店を訪れた際には、朝鮮新報の情報サイト「トンポNAVI」にある平壌園のページを提示すると、ソフトドリンクもしくは生ビール一杯がサービスされる。

朱さんは「コロナ禍ですべての同胞焼肉店が大変な思いをしている。この状況に打ち勝ち、在日1世が築き上げてきた焼肉文化の灯を絶やすことなく、守っていきたい」としながら、「熊本にお越しの際には、ぜひ平壌園で、昔ながらで洗練された焼肉を堪能してください」と語った。

基本情報

住所:熊本県八代市新町6-14


アクセス:JR鹿児島本線八代駅より車で5分、新八代駅より車で12分


営業時間:ランチ(11~13時)

ディナー(17~22時) ※L.O 21:40


定休日:毎週水曜


電話番号:0965-34-1967


ホームページ:https://heijoen.jimdofree.com/


Facebookページ:https://www.facebook.com/heijoen1967/

 

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