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〈青商会、挑戦と継承の足跡〉Ep.5 ピョンコマ公演の実現へ(1)/「あの時」の感動と興奮を再び

2021年02月09日 17:00 主要ニュース 文化・歴史

1995年の青商会結成から6年、その間には各地で青商会組織の土台が着実に築かれ、「民族ネット」「経済ネット」という2本柱を活動の軸とし、さまざまな試みが行われてきた。青商会活動を通して同胞社会を担っていく責務を胸に刻んだ会員たちは、朝銀の破綻、朝鮮総聯への強制捜索など暗澹とした状況があった同胞社会の中でも、常に未来を見据えて活動に取り組んできた。彼らの思いは、民族フォーラム 2001 in 広島(過去記事のテーマである「統一の鐘、平和の鐘、朝日友好の鐘を鳴らそう!」というメッセージにも色濃く表れていた。

そんな青商会世代の心には、いつになっても色褪せない記憶があった。それは、朝鮮学校に通っていた頃に目の当たりにした、平壌学生少年芸術団(ピョンコマ)公演の思い出だった。

1978年の第1回ピョンコマ公演。青商会世代が幼かった頃に覚えた興奮と感動は、月日が経っても色褪せることはなかった(写真は朝鮮新報紙面)。

ピョンコマの日本巡回ツアーは過去に3度(19788386年)行われ、50都市140回の公演で延べ385千人の観客動員を記録するなど、列島各地で一大センセーションを巻き起こした。多くの同胞、日本市民らと同じように「当時まだ幼かった青商会世代も、ピョンコマ公演には大きな興奮と感動を覚えた」(中央青商会4代目会長の黄元圭さん、59、元・愛知県青商会会長)。そして、舞台に立つ年端もいかない団員らの姿を通じて、「祖国を描き、明るい未来に思いを馳せた」という。

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