〈ひと・サラム・HUMAN〉司法書士試験に合格/李和美さん(36)


李和美さん

「やればできる」

合格率3~4%、法律系国家資格の中でも屈指の難易度を誇る司法書士試験(20年度)に合格。今月1日に吉報が届き「驚いたけど、努力が報われてうれしい」。

東京中高、朝大外国語学部卒。母校である埼玉初中で教員を務めた後、結婚を機に退職。「ヌナ(姉さん)も受けてみたら?」―司法書士として働く自身の弟の何気ない一言がきっかけで4年ほど前から勉強を始めた。

法律の知識はゼロ。3児の母として家事・育児に追われる日々を送り、じっくりと机に向かえる時間は子どもが寝静まった夜のわずかな時間だけ。それでも「寝ているとき以外は常に試験のことを考えていた」と、すきま時間を活用しながらコツコツと勉強をつづけた。

家族の物心両面での支えも背中を押し、「『絶対に合格する』という気持ちがいっそう強まった」。18年度の初受験から3回目のチャレンジで難関をクリア。合格して感じたことは「やれば必ずできる」ということ。新たな挑戦に二の足を踏んでいる人がいるなら「とにかくチャレンジしてみてほしい」。

今後の目標は資格を人のため、同胞社会のために役立てること。「法律のことがわからずに困っている同胞たちも多いと思う。相談に乗って悩みを解決する手助けがしたい」。昨年には女性同盟埼玉中部支部・大宮西分会の分会委員に任命され、地域同胞社会活性化への貢献にも意気込む。

(根)