米韓合同軍事演習の中止を/朝鮮統一支持日本委員会が声明


朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会(日森文尋議長)が21日、米国と南朝鮮の合同軍演習の中止を求める声明を発表した。声明全文は以下の通り。

「米韓合同軍事演習の中止を求める」

朝鮮の自主的平和統一支持 日本委員会

議長 日森文尋 ほか各県代表委員

 米韓両政府は、3月8日前後から、米韓軍事演習を実施するとしている。2017年まで毎年春に行われてきた「フォールイーグル」、「キーリゾルブ」と名付けられた軍事演習では、グアムの米空軍基地から核爆弾搭載可能な戦略爆撃機が朝鮮半島に飛来し、軍事境界線付近で爆弾投下訓練を行うなど、核戦争の実質的な予行演習ともなっている。

一方、朝鮮民主主義人民共和国は、1月初めに開催した朝鮮労働党第8回大会において、自衛的核抑止力をさらに強化すると表明した。朝鮮は、朝鮮戦争停戦後、米軍の核脅威に一方的にさらされ続けてきた。そこで朝鮮は、米軍の核威嚇という恐怖から朝鮮人民を守り抜くため、対抗措置として、2017年、みずから核抑止力を保有するに至った。

そのため、もし米韓軍事演習が先制的に遂行されれば、朝鮮は防御的措置を講じざるをえない。朝鮮半島の非核・平和と南北朝鮮の自主的平和統一を願う私たちは、核戦争を誘発しかねない米韓軍事演習の強行を絶対に認めることはできない。米韓両政府は軍事演習について、ただちに中止を表明すべきである。

そもそも米韓軍事演習は、2018年の米朝首脳会談において、トランプ前大統領が「中止する」と明言している。バイデン新政権が米韓軍事演習を強行することは、米朝首脳間の合意と信頼関係を根本的に破壊する行為ともなる。また、米韓核軍事演習は、1月22日に発効した核兵器禁止条約にも明らかに違反している。

私たちは、米朝首脳間の合意にも核禁条約にも反する米韓軍事演習を、即刻中止するよう、米韓両政府に強く要請する。

(朝鮮新報)