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宮城、福島で震度6強の地震/同胞、学校に大きな被害なし

2021年02月14日 10:09 主要ニュース 在日同胞

13日23時08分ころ東北地方で地震が発生した。

気象庁の発表によると震源地は、福島県沖(北緯37.7度、東経141.8度)で、震源の深さは約60km、地震の規模(マグニチュード)は7.1と推定される。

この地震により観測された最大震度は6強(宮城県南部、福島県中通り、福島県浜通り)で、東北地方ほか関東地方でも一時大規模な停電があったほか、高速道路で土砂崩れなどの被害が起こっている。

宮城、福島をはじめとした総聯各本部では、地震発生直後から各機関、団体と協調して同胞の安否確認と被害状況の確認を行った。

宮城では14日午前9時現在、多くの同胞宅や飲食店で物が落下するなどの物的被害が確認されたが、揺れの大きかった沿岸地域ふくめ人的被害は今のところないという。東北初中でも大きな被害はなかった。

福島では、揺れが強かった中通り、浜通りをはじめ県内同胞たちの安否確認を行った結果、今のところ人命被害はなく福島初中でも被害は出てないものの、県内ほぼ全ての家屋や飲食店の一部損壊、食器や物が倒れるといった被害報告があがっている。

福島県本部では現在、活動家たちが被害のあった地域や一人暮らしの同胞宅へすぐに応援に駆け付けられる体制を取っている。

茨城の同胞、茨城初中高では特筆すべき被害は確認されていない。

総聯各本部では引き続き被害状況の把握や余震に備えている。

(朝鮮新報)

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