【全文掲載・動画付】金正恩委員長の開会の辞/朝鮮労働党第8回大会


6日発朝鮮中央通信によると、金正恩委員長が、朝鮮労働党第8回大会で開会の辞(5日)を述べた。全文は、次の通り。

親愛なる代表者の皆さん!

われわれの数百万の党員が愛国忠誠の心を燃やし、真心を尽くして準備し、待ちこがれていた朝鮮労働党第8回大会は、朝鮮革命の発展においてきわめて重要かつ責任重大な時期に招集されました。

私はまず、代表者の皆さんと全党の党員、全国の人民と人民軍将兵の限りない忠誠心を込めて、朝鮮労働党の創立者、建設者であり、わが党と国家と人民の永遠なる領袖である偉大な領袖金日成同志と偉大な指導者金正日同志に最も崇高な敬意と最大の栄光を捧げます。

代表者の皆さん!

第7回党大会で確定された社会主義建設の当面の目標と任務を遂行するため、わが党と全人民が新しい進軍を始めた時から5年の歳月が流れました。

この期間、いまだかつてなかった最悪中の最悪が続いた難局は朝鮮革命の前進に大きな障害をもたらしたが、わが党は自分の闘争綱領を実現するための頑強で正確な実践行動をもって大きな勝利を収めました。

総括期間に一層強化されたわれわれの主体的な力と一段と高まった国の対外的地位は、社会主義建設の新たな高揚期、壮大な激変期が到来したことをはっきりと示しています。

昨年8月に開かれた党中央委員会第7期第6回総会は、革命発展の新たな推移と当時の主・客観的情勢の要求を深く分析、判断し、今回の党大会の招集を決定しました。

今の困難な状況で党大会を招集するのは、内外情勢の変化、発展に及ぼす影響からしても、社会主義政権党であるわが党の闘争展望からしても、大きな意義を持つ特記すべき政治的出来事です。

党大会の招集に関する歴史的な決定が公表されると、全国の人民は大きな感激に包まれて熱烈に支持し、われわれの偉業を敵視し妨げようとするあらゆる反動勢力は甚大な打撃を受けました。

それは、党の最高会議の招集そのものが革命を勝利の次の段階に導いていこうとする朝鮮労働党の確固たる自信の表われであり、国家の将来を担って自己の責務を立派に果たすことによって、人民の大いなる信頼と期待に応えようとする強烈な意志、厳粛な誓いとなるからです。

わが党中央委員会は、朝鮮労働党第8回大会を活動する大会、闘争する大会、前進する大会にするということを全世界に明らかにしました。

これは、総括期間の中央委員会の活動を厳正に総括し、朝鮮式社会主義の建設で新たな勝利を得るための正確な闘争方向と任務を今一度確定し、そのための実際の対策を講じるということを党員と人民に対し約束したものです。

この5年間の苦難と栄光に満ちた闘争の道程で、わが党が革命闘争と建設事業において収めた成果は決して少ないものではありません。

第7回党大会以後、5千年の民族史に特記すべき奇跡的な勝利と出来事をもたらすことによって、祖国と人民の運命をとわに頼もしく守ることのできる強力な保証を手にするとともに、経済建設を促進し、人民生活を向上させうる一連の有意義で貴重な成果と土台も築きました。

しかし、国家経済発展5カ年戦略の遂行期間は昨年までに終わりましたが、ほとんど全ての部門が掲げた目標をはなはだしく達成できませんでした。

社会主義建設で絶え間ない新たな勝利を収めるために闘うわれわれの努力と前進を妨げ阻害する様々な挑戦は、外部にも内部にも依然として存在しています。

現在の折り重なる困難を最も確実に、最も早く突破する妙策は、まさにわれわれ自身の力、主体的力量を全面的に強化するところにあります。

欠点の原因を客観にではなく主観に求め、主体の役割を強めて全ての問題を解決する原則から出発して、今回の党大会では、総括期間の経験と教訓、誤謬を全面的に掘り下げて分析、総括し、それに基づいてわれわれが遂行できる、また必ず遂行すべき科学的な闘争目標と闘争課題を確定する予定です。

われわれにはこれまでの成果も貴重ですが、それに蓄積した苦い教訓もきわめて貴重なものです。

これら全ては金銭をもってしても買えないものであり、今後の新たな勝利のための貴重な元手となります。

われわれは、血と汗をもって得た勝利と成果は一層奨励し、拡大、発展させ、苦い教訓は繰り返されないように予防しなければなりません。

特に、そのまま放置しておくとより大きな障害、ネックとなる欠点を思い切って認め、二度とそのような弊害が繰り返されないように断固たる対策を講じなければなりません。

今回の党大会はこのような胆力と信念に基づいて開かれました。

第8回党大会が闘争の大会としてその活動を着実に進め、正しい路線と戦略戦術的方針を打ち出すならば、朝鮮革命は新たな飛躍期、高揚期を迎えることになるでしょう。

また、この大会を分水嶺にして、国家の復興、発展と人民の幸福のための朝鮮労働党の闘争は新たな段階へ移行することになるでしょう。

代表者の皆さん!

党中央委員会は、今回の大会を活動する大会、闘争する大会、前進する大会にする準備を着実に進めるためにこの4カ月間次のような活動に主力を注ぎました。

まず、第7回党大会の決定の実行状況を全面的かつ立体的に、細部にわたって分析、総括し、今後の前進と発展のための経験と教訓を汲み取る活動を行いました。

そのために党中央委員会は、非常設中央検閲委員会を設置し、下部に派遣して実態を把握し、現場で働く労働者、農民、知識人党員の意見を真摯に聞くようにしました。

実態調査は、グループを各道に派遣して実態を把握させた上で、各省・中央機関に方向別、部門別に派遣して電撃的に、全面的に、具体的に行うようにしました。

実態調査グループは、第7回党大会の決定の貫徹で誤りを犯したのは何か、十分できることもせずに怠ったのは何か、実利的に行ったのは何で形式的に行ったのは何か、間違ったことがあればその原因は何か、党の指導において欠点は何かといったことをはじめその真相を解剖学的に調べました。

党大会の準備期間、党中央委員会の各部署と全国の党組織は、この5年間の活動状況を総括した資料とともに、今後の闘争目標と計画に関する革新的かつ具体的な意見を党中央委員会政治局と大会準備委員会に提出しました。

この過程でわれわれは、大衆こそ立派な師だという貴重な真理を今一度確認し、党大会の準備を進めながら党組織と党員の意見を広く聞くようにしたのが全く正しかったということを確信しました。

このような活動は、われわれの党大会が名実共に全ての党員の総意を反映させた革命的大会、戦闘的大会となり、今後採択される党大会の決定が全党の組織的意思となるようにするうえで重要な意義を持ちました。

党大会の準備活動の一環としてこの5年間の党の財政活動を分析、総括し、改善対策を研究する活動も行いました。

また、わが党の規約で、以前の古いもの、他人のものを機械的に踏襲して現実とかけ離れていた諸問題を、発展する革命の要請と主体的な党建設原理に即して是正するための深みのある研究を行いました。

これとともに、第7期党中央指導機関のメンバーの活動状況を全面的に検討し、党の強化、発展と革命活動にどれほど寄与したかを評価しました。

党大会を控えて全党的に、基層党組織と道・市・郡党委員会、同等の機能を果たす党委員会で指導機関の活動総括を着実に行い、今後党大会の決定の貫徹において中核的役割を果たせる党員を基本にして党大会の代表者を選出する党会議も成功裏に行われました。

朝鮮革命の新たな闘争の道を示す第8回党大会のために、全党の党員と全国の人民は正面突破戦の意気高く党創立75周年を大慶事として輝かせ、忠誠の「80日間戦闘」に総決起し、目ざましい成果を達成して党大会の成功的開催を保障しました。

党大会を前にした尊厳ある自己の党に栄光と力を添えるために誠意と努力を尽くしたわが党員と人民の高い政治的熱意は、今の世界ではどこにも見られない強い革命性の噴出です。

あれほど困難を極めた昨年の一年間、かつてなく長引いている史上初の世界的な保健危機の中でも難関を果敢に乗り越えながら防疫活動で全人民的な自発的一致性を堅持し、それを愛国的義務として防疫の安定的形勢を一貫して保障し、自然災害復旧闘争にこぞって立ち上がって全国各地に2万余世帯の立派な住宅を新しく建設したその偉大な功績は、わが党の戦闘記録集に今一つの誇らしいページを残しました。

この他にも、全国各地の多くの戦域でわれわれの党員と各階層の勤労者は、貴重な数々の成果が記録された戦闘成果報告書を党中央委員会に送ってきました。

私は、幾多の困難を乗り越える苦難に満ちた闘争の中で、党の周りに磐石のごとく結集した団結の威力を一層強く発揮し、燃えるような愛国献身と偉大な勝利をもって第8回党大会をしっかり守った全党の党員と全国の人民、人民軍将兵に心からの謝意と戦闘的な挨拶を送ります。

そして、栄えあるこの席を借りて、総聯(在日本朝鮮人総聯合会)をはじめとする海外同胞組織と全ての海外同胞に温かい挨拶を送ります。

私は朝鮮労働党第8回大会の名で、党の強化、発展と祖国の富強・繁栄のために、人民の幸福と子孫の未来のために貴い命を惜しみなく捧げた革命同志たち、ここに参加できなかった忘れえぬ戦友たちを敬虔に追憶しながら全ての愛国烈士に崇高な敬意を表します。

親愛なる代表者の皆さん!

今われわれは、この上なく光栄で聖なる使命を担い、きわめて重要で責任重大な時に意義深いこの大会場に集まりました。

白頭で切り開かれたチュチェの革命偉業を今一度新たな勝利へと飛躍させる偉大な転機、栄えある朝鮮労働党の75年の執権の歴史を80年へとしっかりつなぐ決定的な時期に立っており、数百万の朝鮮労働党員と数千万の朝鮮人民の運命と未来、英知と知恵を代表してこの場に列しました。

厳しい挑戦と不安定が続くこの世界で、わが朝鮮を最も強大で裕福な道に導き、わが人民に幸福をたぐり寄せる早道を指し示すべき重任がわれわれに負わされています。

今、この5年間の革命活動を総括し、新しい道を切り開くための闘争路線と戦略戦術的方針を確定する本大会に対する全党の党員と全国の人民の関心と期待、熱望は非常に大きくて熱いものです。

常に党と運命を共にし、党を絶対的に信頼して従い、惜しみない献身と努力をもって第8回党大会を守った人民の大きな信頼と期待に必ず応えるために、われわれは大会の活動で最大の責任感と熱情を発揮すべきでしょう。

本大会には、第7期党中央指導機関のメンバー250名と全党の各級組織から選出された代表者4750名が参加しました。

代表者の構成を見ると、党および政治活動家の代表1959名、国家行政・経済部門の活動家の代表801名、軍人の代表408名、勤労者団体の活動家の代表44名であり、科学、教育、保健医療、文学・芸術、出版・報道部門の活動家の代表333名、現場で働く中核党員の代表1455名です。

代表者のうち女性は501名で10パーセントです。

大会にはまた、オブザーバーとして2000名が参加しました。

朝鮮労働党の聖なる歴史において8回目となる今回の大会の全ての参加者を代表して、本大会が偉大な金日成同志と金正日同志の革命思想と偉業に徹底的に忠実であることを厳粛に誓いつつ、本大会がわが党の強化、発展と社会主義偉業の遂行において、国力の強化と人民の生活向上のための闘争において画期的な飛躍をもたらす踏み台、歴史的な里程標になるものと確信しつつ、全ての代表者の真摯で、責任的かつ積極的な参加を望みつつ、朝鮮労働党第8回大会の開会を宣言します。

(朝鮮新報)

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