〈青商会、挑戦と継承の足跡〉Ep.4「民族」と「経済」、二本柱の構築(2)/「マンモス行事」のインパクト


青年商工人をはじめ次世代の同胞社会を担う30代同胞のネットワークを広げ、経済・生活をサポ―トする大衆団体として1995年に結成された在日本朝鮮青年商工会(青商会)。変化する時代のニーズに応え、2世、3世の同胞たちが自らの手で切り開いてきた青商会の25年は、継承と挑戦の歴史であった。「豊かな同胞社会のために」「コッポンオリたちの輝かしい未来のために」「広げよう青商会ネットワーク」のスローガンを掲げ、在日同胞社会の発展をけん引してきた青商会の足跡を振り返る。

静岡県青商会につづき、朝鮮学校に通う新入生への制服プレゼントを行ったのは東京都青商会であった。全国的に見ても新入生の数が多い東京では、制服の費用を捻出することが容易ではない。そこで力を注いできた事業がチャリティーゴルフ「ピカピカカップ」であった。東京都青商会が主催する毎年恒例の「マンモス行事」は、過去に参加者が700人、協賛者が1300人を超える年もあった。

1995年12月11日に行われた東京都青商会の結成総会

全国で3番目に早い95年12月に結成された東京都青商会は、96年10月に初めてチャリティーゴルフを開催。当時は東京中高の支援を目的としていたが、99年に新入生へのプレゼントにシフトチェンジし、同年4月には都内の朝鮮学校に入学する1年生全員に5千円分の商品券を贈った。

そんな東京都青商会のもとに、静岡県青商会が取り組む制服プレゼントの情報が入ってきた。当時副会長を務めていた具本憲さん(58、東京都青商会4代目会長、中央青商会5代目会長、現・東京都商工会会長)は、このように振り返る。

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