「外部に左右されず経済の持続的発展を」/最高人民会議第14期第4回会議


5カ年計画の部門別課題に言及

朝鮮中央通信によると、最高人民会議第14期第4回会議が17日、万寿台議事堂で行われた。会議では▼内閣メンバーなどの組織問題▼朝鮮労働党第8回大会で提起された国家経済発展5カ年計画を徹底的に遂行することについて▼2020年の国家予算執行決算と21年の国家予算について――の三つの議案を討議・採択した。

最高人民会議第14期第4回会議が17日、平壌で開催された(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

組織問題、予算を決定

会議には、最高人民会議代議員とオブザーバーとして党中央委員会、最高人民会議常任委員会、内閣、武力、省、中央機関の活動家、市・郡党責任書記、人民委員長、協同農場経営委員長、重要工場、企業の活動家が参加した。主席壇には、最高人民会議常任委員会の崔竜海委員長、党中央軍事委員会の李炳哲副委員長、金徳訓内閣総理が登壇した。

会議ではまず、第1議案の組織問題について討議した。

朝鮮労働党中央委員会の委任によって金徳訓内閣総理が提議した内閣メンバーが全員賛成で任命された。また、中央検察所所長を解任および任命した。

続いて第2議案の党第8回大会で提起された国家経済発展5カ年計画を徹底的に遂行することについて金徳訓内閣総理が報告した。

報告では、党第7回大会で示された国家経済発展5カ年戦略の計画がほとんどすべての部門で未達成となった原因についての言及がなされ、党第8回大会が示した新しい国家経済発展5カ年計画について「自力更生、自給自足を基本、テーマにとらえて、いかなる外部の影響にも左右されず経済を持続的に発展する正常軌道に乗せる」と指摘した。

具体的には、金属工業と化学工業部門をはじめ基幹工業の発展に優先的な力を入れて5カ年計画遂行の突破口を開き、全般的経済を活性化すること、電力生産を画期的に引き上げて国家経済の安定的発展と人民の物質・文化生活を頼もしく保障することなど各部門における課題と方途に言及した。

そのうえで「内閣が経済活動全般を、新しい革新、大胆な創造、絶え間ない前進を志向し、奨励する方向へ確固と転換し、古い活動体系と不合理かつ非効率的な活動方式を除去するための措置を講じて、経済建設と人民の生活向上で一歩前進を遂げる」とした。

第3議案2020年の国家予算執行決算と21年の国家予算について、コ・ジョンボム財政相が報告した。

報告によると、昨年の国家歳入は100・1%執行され、前年比104・3%増やし、そのうち地方歳入は100・1%執行された。国家歳出は99・9%執行され、歳出総額の45・3%を人民経済の発展に、15・9%を国防建設事業に充てた。

今年の国家予算歳出は昨年比101・1%増加し、経済建設の予算は100・6%増加となった。金属工業と化学工業部門に投資を集中し、人民経済の基幹工業部門と農業、軽工業部門の予算を昨年比100・9%、科学技術部門の予算を101・6%増やした。国防予算は昨年と同じく歳出総額の15・9%を割りあてた。

また、今年も在日同胞子女のために教育援助費と奨学金を送り、総聯の民主主義的民族教育の発展を促進することが示された。

会議では第2、3議案に関する討論が行われた。

討論者は、経済発展と人民の生活向上で明確な進展をもたらせなかった欠点と原因、教訓を深刻に分析、総括し、新たな5カ年計画実現のための現実的で動員的な対策的問題を提起した。

会議では、第1~3議案に関する最高人民会議法令および決定が全会一致で採択された。

(朝鮮新報)