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〈特集・ウリハッキョの今〉滋賀初級/思い受け継ぎ、守り抜くウリハッキョ

2020年12月09日 15:12 主要ニュース 民族教育

現在の校舎(2020年11月撮影)

各地の朝鮮学校の中でも、ひときわ特徴的な校舎で知られる滋賀初級。3階からは、滋賀県のシンボル・琵琶湖を望むことができる。現在、児童・園児21人が通う小さな学校は、先代たちの学校愛を脈々と受け継ぎながら、県内唯一の民族教育機関として、多文化共生社会の拠点として大きな役割を担っている。

「滋賀型民族学級」で

滋賀県には植民地時代、逢坂山トンネル工事、堅田地域の軍需工場建設、八日市飛行場建設に多くの朝鮮人が強制連行され、過酷な労働を強いられた。1945年8月15日の祖国解放時には約2万人の同胞が県内に住んでいたとされる。

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