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「命の線引き」を止めて/国連人権勧告の遵守を求め、市民集会

2020年12月11日 10:46 主要ニュース 民族教育

5日のオンライン集会。(写真は青山学院大の会場から視聴した参加者たち)

日本政府に対し、国連人権勧告の遵守を求める市民集会「国連・人権勧告の実現を!~国際人権基準からみる日本のコロナ対策」(主催=「国連・人権勧告の実現を!」実行委員会、青山学院大学人権研究会)が5日、オンラインで開催された。

「国連・人権勧告の実現を!」実行委員会は、2013年に当時の安倍内閣が、日本軍性奴隷制問題に関する国連の拷問禁止委員会勧告について、「法的拘束力がないため従う義務なし」とする答弁書を閣議決定したことを受け、これまで個別の人権課題に取り組んできた個人や市民団体が集い発足された。以降、日本政府に対し国連人権勧告を遵守することを求める集会やデモ、学習会を毎年開催している。

「国際人権基準からみる日本のコロナ対策」をテーマに行われたこの日の集会では、コロナ禍で生じるさまざまな問題について、各現場からの報告と、国際法の知見を交えた議論が交わされた。

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