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〈取材ノート〉今年度の卒業生たち

2020年11月28日 07:30 コラム 民族教育

今年秋にあった各地朝鮮学校児童・生徒らの芸術発表の場は、従来のコンクールとは異なり発表会の形式で催された。

「昨年のリベンジを果たしたかった」「優秀作品の舞台に立ちたかった」など、もちろん出演する子どもたちからは形式が変わったことを惜しむ声があったものの、それ以上に聞こえてきたのは、発表の場があることへの感謝の声だった。特に、来年3月に卒業を迎える高3、中3、初6の児童・生徒や保護者たちから聞くそれは、聞いていて込み上げるものがあった。

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