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〈取材ノート〉立ち止まってはいられない

2020年11月21日 09:50 コラム

10月に行われた広島、九州での無償化裁判控訴審判決当日。

母校である広島朝高の裁判闘争の現場には何度か訪れていたが、今回は記者として出向いたからか取材前から複雑な感情が心の中に入り混じっていた。

法廷の雰囲気、シュプレヒコールを叫ぶ同胞の声、記者会見で涙を流した先輩の姿…ひとつ残らず記憶しようと必死になっていたが、ふと我に返ると、涙があふれている自分がいた。

落胆、絶望、虚無感。どんな言葉で表すにも難しい感情だった。これまでどれだけの卒業生、同胞、日本や南朝鮮の支援者らが時間を費やし、汗を流しながら闘ってきたのかを見てきた分、かれらの顔を見るのが辛かった。

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