ハンセン病元患者家族の黄光男さんが講演/東京・新宿の高麗博物館で


取り戻せない「親子関係」

ハンセン病家族訴訟原告団の黄光男副団長(65)による講演「勝訴、でも家族の苦しみは…」が14日、東京都新宿区の高麗博物館で行われた。(主催=高麗博物館)

高麗博物館で講演「勝訴、でも家族の苦しみは…」が行われた

ハンセン病は「らい菌」によって知覚麻痺や手足の変形などが生じる慢性感染症で、現在は完治する病気だ。しかしかつては特効薬がなかったことから「不治の病」と言われ、1907年に「癩予防に関スル件」発令されて以降、国は患者に対する隔離政策を強いてきた。それにより社会的にもハンセン病に対する誤った認識が拡散され、多くの患者は差別や偏見にさらされてきた。なかでも30年代から始まった「無らい県運動(※)」では官民が一体となって患者を療養所に入所させ、家族と引き離し、多くのハンセン病家族も被害を被ってきた。

2005年以来、さまざまな分野で活躍する在日朝鮮人を招き「在日連続講座」を開催してきた同博物館。今回、講師として登壇した在日2世でハンセン病元患者の家族である黄光男さんは「ハンセン病元患者家族」として過ごしたこれまでについて、その過程で抱いた葛藤や発見などにも言及しながら講演した。

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