〈金剛山歌劇団〉存在価値忘れずに活動したい/2020年初公演の舞台裏(下)


一回のステージを完成させるごとに、目に見えない無数の支えがあること、きらびやかな舞台の裏に身を削る関係者たちの努力や葛藤があることは、ある程度想定できる「当然のこと」だからか、あまり深堀りされることはない。15日に行われた今年初の金剛山歌劇団公演は、コロナ禍で厳しさを増す文化芸術活動が、舞台を聖地とする団員たちの背中を強く押し、観客たちにとってもまた明日を生きる糧になることを改めて感じさせた。

力くれた芸術

公演前日、仕込みに励む団員たち

公演前日の14日、会場となった愛知県・名古屋市の日本特殊陶業市民会館には、仕込みに励む団員たちがいた。

毎回、地方公演を回る際、歌劇団では搬出入作業含めステージ上の仕込みを舞台スタッフと共に団員たちが行っている。金宰鉉副団長(功勲芸術家)曰く「前日は労働者に、公演当日は俳優になる」という。

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