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〈ウリマルの泉(우리 말의 샘) 5〉お使いと新聞配達(심부름과 신문배달)

2020年09月02日 16:55 主要ニュース 歴史

コラージュ・沈恵淑

小学校4~6年生の頃、嵐電に乗って四条中新道の朝鮮の乾物屋によく심부름(シンブルム・お使い)に行った。太秦から西院まで電車で行き、そこから朝鮮の乾物屋までは歩いて行く。명태(ミョンテ・メンタイ/スケトウダラ)や풋고추(プッコチュ・青トウガラシ)、고추가루(コチュカル・トウガラシ粉)、콩지름(コンジルム・豆もやし:콩나물・コンナムルのこと)、마늘(マヌル・ニンニク)を買いに行くのだ。スケトウダラを干して乾燥させたのを북어(プゴ・北魚)・건태(コンテ・乾太)と言うが私たちはミョンテと言っていた。

ミョンテはいつも20匹、束で買っていた。ミョンテを持っていると周りの人からいつもじろじろ見られたが、朝鮮人長屋で鍛えられたからか気にもならなかった。時々、朝鮮のハンメやアジメに出会うと「お使いか。小さいのにえらいな」と声をかけてくれるのでうれしかった。

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