〈幼保無償化適用を/「多種多様」を問う 10〉米田伸次さん(公益社団法人日本ユネスコ協会連盟顧問)


「誰ひとり取り残さない」

米田伸次さん

私はこの十数年間、日朝友好を目的に日朝学生交流に取り組んできた。交流では朝鮮の学生からきまって在日朝鮮人についての質問が出される。とりわけ近年は高校無償化問題への彼らの関心が高い。日本の学生たちは、この交流で自らの歴史認識と在日朝鮮人への理解の欠落を再認識し、これらの課題を「自分の事」として受け止めることが日朝友好の基盤であることを実感させられている。

こうした体験を通して、日本の学生たちは自発的に勉強会を開いている。先日も映画「アイたちの学校」を上映した後、オンライン勉強会をもった。その場である学生は「日本人は、無関心、無視、沈黙のマジョリティの罠にかかっている。これまでマジョリティの中で安住してきた自分の責任は重い」と話し、またある学生は「在日朝鮮人と私たちが切り離されている社会のシステムを改めて実感した。在日朝鮮人と私たちが関わり、つながり合って行く社会をどう築いて行くかが課題」と語ってくれた。他にも勉強会では、外国人学校の幼保無償化適用を求める運動にも取り組むことが話し合われた。

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