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「だいろく友の会」が発足/東京第6初級を支える【1報・動画付】

2020年08月29日 17:13 主要ニュース 民族教育

日本の有志らが主体となり

「だいろく友の会」発足会が29日、東京第6初級で行われた

東京第6初級を支援する目的で、日本人有志、同校関係者による「だいろく友の会」(友の会)が結成された。これと関連し、29日、「友の会」発足会が同校で行われ、同胞、日本人支援者らが参加した。発足会では、宮川泰彦さん(日朝協会会長)、谷口滋さん(「人権の21世紀をつくる文化のつどい」代表)が共同代表に選出された。

主催者を代表してあいさつした谷口滋共同代表は「『友の会』の会員たちにとって第6初級が『ウリハッキョ』と呼べるよう活動に取り組んでいきたい」と強調したうえで、「皆さんの力で地域の学校として、第6初級を盛りあげていきましょう」と呼びかけた。

「友の会」は、「子どもたち、民族教育、地域交流を応援しよう」という「3つの応援」を活動の軸に、同校との交流、各種イベントの企画などを行うほか、日本における民族教育に対する制度的差別、民族差別解消に向けた活動にも取り組んでいく。

発足会では、同校の呉英哲校長が「友の会」発足までの過程を振り返りながら、同校に通う園児・児童の近況について報告した。その後、子どもたちが元気に学校生活を送る姿をまとめた映像や、学校の取り組みが紹介された。

続いて、「友の会」の会則、役員選出に関する提案が行われた。その後、同校保護者である宋恵淑さん(幼保無償化を求める朝鮮幼稚園保護者連絡会代表)による幼保無償化、朝大生が対象外となった学生支援緊急給付金問題の現状報告が行われた。

最後に閉会のあいさつをのべた宮川泰彦共同代表は「主人公である朝鮮学校に通う子どもたちのために大人ができることを考えることが重要だ」と話しながら、「朝鮮学校に対する理解を地域住民や日本社会に広めていくため、当たり前のことを粘り強く行っていきたい」と締めくくった。

(全基一)

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