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〈時事エッセー・沈黙の声 2〉「朝鮮学校生としての受験」に壁/浅野健一

関西医大「各種学校」理由に門前払い

高校・幼保の無償化除外、コロナ禍に伴う「学生支援緊急給付金」の対象からの朝鮮大学校除外など、朝鮮学校差別に反対する動きが各地で展開されている中、7月26日の東京新聞に「朝鮮学校生受験認めず 関西医大『各種学校』理由に」という見出しの記事(共同通信配信、田北明大記者)が載った。多文化共生社会が謳われる時代に、こんな差別をする大学がまだあるのかと驚き、日本人として恥ずかしく思った。

大学自らの規定にも逆行

同志社大学教授になって2年後の1996年6月、当時、同志社大学4年生で、「民族学校出身者の受験資格を求める全国連絡協議会」(民全連)の代表をしていた金範重さん(現在、公益財団法人朝鮮奨学会奨学部課長)が何度も研究室を訪ねてきた。当時、朝鮮学校は学校教育法の「各種学校」扱いで、高校卒業程度認定試験(旧大検)に合格しないと受験できなかったが、金さんらは「民族学校出身者のすべての大学・看護学校の受験資格を求める連名声明」を準備していた。私は呼び掛け人(36人)の一人になり、賛同署名は同年7月31日に文部省(当時)に提出された。

その後、99年に外国人大学の卒業生に対する大学院への入学資格弾力化(大学院の自主的判断に任せる)及び、大検受検資格要件の緩和(朝鮮学校生が日本の高校にも通う「ダブルスクール」をする必要がなくなる)という決定がなされた。2003年には大学入学資格、専修学校(専門課程)の入学資格弾力化のための法令改定がなされ、不完全な部分はありながらも民族学校・外国人学校出身者の受験資格問題は一応の「解決」がなされた。

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