〈みんなの広場・特別企画〉朝鮮将棋・詰将棋 2


駒の動きについて②

朝鮮将棋の駒は全部で32枚。ひとり16枚と多いようですが、種類は7種です。人間もみな性格が違うように7種類の駒もそれぞれに性格が違うばかりか、その役目(役割)も異なります。駒の性格をしっかりと覚えそれぞれの個性を生かした使い方をすることが上達のコツです。

 

馬は前後左右に一歩進み対角線上に一つ進める。ただし、進む方向の中間に駒(ミョク=馬や象の進路をふさぐ所にある駒)があれば進めない。相手の将を詰める駒として、また自分の将を守る駒として大切である。馬は「大駒」と呼ばれる車、包に比べ動く範囲がせまい点では「小駒」だといえる。

兵・卒

兵(卒)は7種類の駒のなかで1番弱い駒だが、駒数は1番多い。兵(卒)は前と左右に1歩進める。後ろには行けない。相手の攻撃に対する最初の防波堤の役割を担う。合卒(合駒)すると相手から自分を守れるし相手が攻めにくくなる。双方の駒が少なくなるにつれ、兵(卒)の役割が重要になる。兵(卒)1枚あれば勝てたのにと悔やむ時が何度もある。兵(卒)を最初から粗末に扱っては後でひどい目にあうことが多い。

象は馬と同じように攻守両方で活躍する駒だ。象は前後左右に一歩進み対角線上に2歩進める。ただし、すすむ方向の中間に駒があれば進めない。戦局を左右する局面で活躍できる大切な駒である。

士は宮城内で相手の攻撃から将を守るのに欠かせない駒である。士は将と同様に宮城内で線に沿って前後左右、斜めを自由に動けるが宮城外には出られない。将、士以外の駒は宮城内外を自由に出入りできる。士を取られると将を守るのが困難になる。

朝鮮将棋の盤と駒、「朝鮮将棋」の手ほどき(入門編)は下記で取り扱っています。

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(監修:朴健治、在日ウリ将棋協会会長)

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