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〈ものがたりの中の女性たち 35〉「馬鹿なことをお言いでない」/愛娘

あらすじ

裵裨將は牧使(地方長官)金卿(キムギョン)に随行し、台風の中命からがら済州島に赴任する。港に着くと前任の鄭裨將が島の妓生愛娘(エラン)と別れを惜しんでいる最中である。済州島一の妓生である愛娘は、身分は低かったがその粋と知恵により名高く、美しく妖艶な姿は九尾の狐が蘇ったようだと言われた。

都の家を出てくるときに浮気はしないと妻に誓った裵裨將は、鄭裨將を嘲笑する。それを見た裵裨將の房子(パンジャ・使用人)は賭けを持ち掛ける。本当に女を近づけないのかと。酒席を断りひとり高邁なふりをする裵裨將に愛娘と房子は一計を案じる。

春の宴会に随行した愛娘は、小川で沐浴をする姿を「偶然」裵裨將に目撃される。大いに動揺した裵裨將は腹痛がすると言い、宴会を抜ける。愛娘から食事を振舞われた裵裨將は、彼女に夢中になる。

ある日、ついに裵裨將は愛娘の家に忍びこむ。彼女の夫のふりをした房子が乗り込んでくると、急いで部屋にあった大きな袋を頭から被る。大琴(コムンゴ)だと言われた房子はわざとばちでしたたかに打つ。

房子が酒を買いに行った隙に、裵裨將は大きな長持ちに隠れる。すると房子は長持ちに鍵をかけ火をつけたり、のこぎりで切断すると騒ぐ。裵裨將がたまらず叫ぶと、鬼神がいると怯えたふりをし海に捨てようと、牧使や他の官吏たちが待ち受ける官庁の東軒に運び込む。

長持ちの隙間から塩水を注ぎ込み、漁師のふりをした官吏たちが長持ちを開けてやると、素っ裸の裵裨將が長持ちの中で必死に泳ごうとしており、たまらず飛び出し床に頭を打ち付ける様を皆が手を叩いて爆笑する。


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