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朝鮮で田植えが終結/90%以上の農場で

2020年06月12日 14:29 朝鮮半島 共和国

科学農法を積極的に導入

労働新聞9日付によると、朝鮮国内の百数十の市、郡の数千の農場で田植えが完了し、田植えの実績が全体の90%ラインを越えた。朝鮮では、正面突破戦の主戦場である農業部門で、これまでの多収穫の成果をさらに拡大することを目標に、科学に基づいた農法を積極的に取り入れている。

平安北道龍川郡の農場(「労働新聞」)

同紙によると、耕地面積の大半に早場米の苗栽培方法を導入した平安北道では農業機械を改造し、稼働率を最大限に保障することで、連日、多くの面積の田植えを行った。博川郡、泰川郡、塩州郡などでは、代搔きなどの先行工程をしっかりと行い、労力と手段を合理的に配置することで、連日1.2倍以上の実績を記録した。

江原道、南浦市でも田植えを5月末までに完了させた。元山市、淮陽郡、法洞郡、龍岡郡、千里馬区域などではトラクター運転手、水管理工、田植え機運転工、苗供給者などそれぞれの役割を高め、圃田別、筆地別に応じた品種配置を科学的に行い、日程計画遂行率を130%レベルに引き上げた。

西海の穀倉地帯とされる黄海南道では、営農物資の保障を先行し、長雨期の農作物被害を防ぐために揚水設備の修理や排水路の配置などすべての準備を整えた後に、田植えに入った。信川郡、白川郡、安岳郡、松禾郡の農場をはじめ、続々と田植えを終えている。

平安南道でも、適地適作、適期適作に沿って、田植えを早い時期に完了した。文徳郡漁龍協同農場、萬興協同農場、金溪協同農場、西湖協同農場、安州市祥瑞協同農場をはじめとする農場では苗取りと苗運搬、田植えなど工程を綿密に組むことで、日々の計画を遂行した。

年頭から営農準備を着実に行ってきた咸興市、栄光郡、新興郡、定評郡、洪原郡、利原郡など咸鏡南道の多くの市、郡でも基本面積の田植えを終結した。

平壌市、黄海北道などの農場でも田への水入れを順次行い、機械化手段の稼働率を高めることで、田植えの質と速度を保障している。

(朝鮮新報)

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