公式アカウント

「朝米対話停滞の原因は米国」/中国の王毅外相が会見

2020年05月29日 13:49 主要ニュース

中国の王毅外相は5月24日、北京で開かれた全国人民代表大会の記者会見で、膠着状態にある朝米関係について、「過去数年の間、朝鮮が緊張緩和と非核化関連の積極的な措置を取ったが、遺憾ながら米国側の実質的な呼応を得ることができなかったのが、朝米対話を停滞に陥れた原因だ」と指摘した。

また、「朝米間の疎通と対話を維持することは、両方の葛藤と矛盾を解消し、朝鮮半島問題を解決する上で重要な前提となる」とし、「中国は朝米の指導者の相互接触が続くことを歓迎し、朝米が速やかに対話と疎通を再開することを願う」と述べた。

その一方で、「朝米間の信頼を増進し、朝鮮半島の膠着状態を打破するためには、さらなる実質的な行動が必要」であると指摘。「真の朝鮮半島問題の解決は座して討論するのも重要だが、立ち上がり行動に移すことも必要だ」と強調した。

王毅外相は、国連安保理の対朝鮮制裁についても言及。中国とロシアが、

Facebook にシェア
LINEで送る