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「平和の少女像」はなぜ、恐れられるのか/金富子さんに聞く

2019年08月17日 11:11 主要ニュース

日本における「言論と表現の自由」が脅かされているのではないかという強い危機意識から、組織的検閲や忖度によって表現の機会を奪われてしまった作品を集め、2015年に開催された展覧会「表現の不自由展」。近年、公共の文化施設で「タブー」とされがちなテーマの作品が、当時いかにして「排除」されたのか、実際に展示不許可になった理由とともに展示した。「表現の不自由展・その後」には2015年以降、新たに公立美術館などで展示不許可になった作品を、同様に不許可になった理由とともに展示した。今回、同展の中止の要因となった「平和の少女像」が展示されたのは2015年につづき2回目。「表現の不自由展・その後」における「少女像」の展示意義、展示が中止されたことの問題点及びその本質について、東京外国語大学教授の金富子さんに話を聞いた。

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