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〈インターハイ・ボクシング〉4-1の判定勝ちで準々決勝へ/大阪朝高・梁章太選手

2019年07月31日 18:17 スポーツ

31日に行われた「全国高等学校総合体育大会」(インターハイ)ボクシング競技(7月29日~8月3日、宮崎市総合体育館)ウェルター級2回戦で大阪朝高の梁章太選手(3年)が4-1(30-27、30-27、30-27、29-28、28―29)の判定勝ちで準々決勝に進出した。準々決勝では、昨年のインターハイで2位の成績を収めた強敵と拳を交える。

梁選手(左)は2回戦を終始優勢に進めた

1回戦を終えて全国大会独特の雰囲気に「慣れてきた」という梁選手。その言葉通り、享栄高等学校(愛知)の選手と対戦した2回戦では試合開始から自分の間合いを保ちつつ、中・長距離から的確にパンチを当てていった。2R以降も相手に付け入る隙を与えず、終始優勢に試合を進め判定勝ちを収めた。

準々決勝では、昨年のインターハイで2位の成績を収めた崇徳高等学校(広島)のインファイターと対戦する。アウトボクサーの梁選手とは対照的に接近戦を得意とする実力者をどう攻略するか。

梁選手が中級部2年生の頃から「拳人会」で指導にあたり、今大会の応援にも駆けつけた趙成吉さん(46、大阪朝高ボクシング部OB)は「フットワークを使って懐に入らせないことが重要だ」としながら、「強敵だが、その壁を乗り越えてほしい」と期待を込めた。

梁選手本人も試合のイメージは十分にできている。

「距離を保ちながら、どれだけストレートを打ち込めるか。パワーのある選手が相手でも勝てる自信はある」

目標とする全国大会の優勝に向け、大きな山場を迎える。

(李永徳)

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