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「料理は科学、芸術」/専門家と見る朝鮮の料理祭典

2019年04月09日 13:26 共和国

朝鮮食文化の今

多くの来場者で賑わった

【平壌発=金淑美】近年、朝鮮では食文化の発展を目的とした分野別の様々な料理コンテストが行われている。金日成主席生誕記念日に際して毎年、平壌で開かれる「太陽節料理祭典」(主催=朝鮮料理協会)は国内最大の料理イベントだ。今年で24回目となる祭典を、専門家と共に見て回った。

名店、名物料理が勢ぞろい

今回、同行を依頼したのは朝鮮大学校短期学部の金貞淑教授。本紙連載「朝鮮紀行『食』」(2014年〜16年末)の執筆者であり、朝鮮の食文化の専門家だ。

朝鮮料理協会からの招待を受けて今回初めて太陽節料理祭典を視察するということで、やや緊張気味の金教授。開催地の平壌麺屋に入るやいなや、想像以上のスケールに驚いていた。

2〜4日の3日間にかけて行われた祭典では、政府機関や平壌の有名店、各地の飲食店など90以上の組織の参加の下、1000余の様々な料理と飲料が出品されたほか、功勲料理師による模範演技、プロや大学生が腕を競い合うコンテストなど盛りだくさんの内容で催された。

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