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「要求したのは部分的制裁解除」/朝鮮外相が記者会見

2019年03月02日 11:24 主要ニュース

米の「全面制裁解除」主張に反論

朝鮮の李容浩外相は1日未明、ベトナム・ハノイ市内のホテルで記者会見を開き、第2回朝米首脳の対面と会談の結果についての立場を表明。トランプ米大統領が朝米首脳会談後の記者会見で、朝鮮が制裁の全面解除を求めたと発言したことについて、「われわれが要求したのは、民需経済や人民生活に支障を与える項目のみだ」と反論した。

李容浩外相は、昨年6月の第1回朝米首脳会談で共同認識となった信頼醸成と段階的解決の原則に沿って、今会談で現実的な提案をしたと言及。それは、16~17年に国連安全保障理事会で採択された制裁決議5件のうち、民需経済と人民生活に支障を与える項目を解除したら、われわれは、寧辺地区のプルトニウムとウランを含む全ての核物質生産施設を米国の専門家の立ち会いの下、両国の技術者の共同作業で永久的に完全に廃棄することだと明らかにした。そして、朝鮮が要求したのは全面的な制裁解除ではなく一部の解除だと重ねて言及した。

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