〈学美の世界 2〉大人には真似できない世界/崔誠圭


学生美術展は、じっくり作品を味わってみると、作品の中に作者の姿が見えてくるものがある。それは自分をぶつけたストレートな表現の中にだけ現れる。大人には真似できないものであり、子ども自身、時が経つ中で二度とその表現はできないだろう。その時しか産みだせない作品たちは特別で高級なものである。

その作品たちが産みだされるのは成長過渡期である子どもたちの特徴的な表現を大切にする学美審査と、現場教員たちの子どもに「寄り添う目線」である。

それが子ども主体の作品表現を産む環境となっている。子どもたちはその中で自由な表現を保証されながら自分の特徴を活かし、文字や音、漫画や映像、身体表現など、あらゆる分野と柔軟に融合し広がりを見せている。

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