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朝鮮統一支持長野県民会議/結成40周年記念パーティー・総会

2018年02月28日 15:44 主要ニュース

「近くて近い国」朝・日友好の促進を

朝鮮の自主的平和統一を支持する長野県民会議の結成40周年を祝う記念パーティーが2月23日、長野市内のホテルで行われ、同会の村山智彦会長をはじめとする関係者約100人が参加した。来賓として、総聯中央の徐忠彦国際統一局長、総聯長野県本部の李光相委員長が招待された。

日朝友好の40年の伝統

1978年、2月23日に結成された朝鮮の自主的平和統一を支持する長野県民会議(以下、県民会議)は、▼朝鮮半島の自主的統一支持、▼日本政府による植民地支配の加害の清算、▼日朝国交正常化、▼朝鮮学校への高校無償化制度適用をはじめとする在日朝鮮人の民族的諸権利の尊重、▼朝鮮人民との友好関係の構築を主軸に運動を展開してきた。

県民会議の結成40周年を祝う記念パーティーと総会に約100人が参加した

 

“労働組合の運動をやるからには日朝問題にとりくんでこそ一人前”(故・土屋途汝夫代表委員)

“日朝問題は、日本人自身の問題だ。隣国との関係改善という意味以上に戦後日本の民主主義を測るバロメーター”(故・伊藤晃二会長)

歴代役員の言葉が示すように、県民会議では、日朝問題は日本国内の問題に繋がるとの認識の下、40年間、主体的に日朝運動を推進、活動を組織化してきた。

発足年には、故・清水勇会長を団長とする第1次訪朝団が訪朝。その後も、19回に渡り、県民会議メンバーや青年、女性を含む、延べ500人以上が朝鮮を訪問し、運動の主力となった。

87年7月に長野県松本市で行われた第6回朝鮮統一支持全国集会には、史上最大となる約1200人が参加。以後、厳しい朝鮮半島情勢の中でも2回の全国集会が盛大に執り行われた。

また56年から毎年欠かさず開催されている長野県での金剛山歌劇団公演は、これまで50万人を超える観客を動員するなど、日朝の友好関係は世代を越え、連綿と受け継がれてきた。

40周年記念パーティー

記念パーティーではまず、これまでに逝去した県民会議役員を偲び、黙とうが捧げられた。開会のあいさつに続き、同会の村山智彦会長が登壇した。

県民会議の村山智彦会長

村山会長はまず、23日朝に起きた朝鮮会館襲撃事件について言及。

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