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代を継ぎ、同胞社会を照らす/脈々と流れる広島の芸術精神

2017年09月15日 11:59 主要ニュース 文化

群舞「春の花」

広島朝鮮歌舞団結成50周年、文芸同広島支部創設25周年を記念する広島初中高チャリティー公演「広島芸術祭2017」(9日、広島市・アステールプラザ)は参加者1000余人で大盛況に終わった。

広島の同胞芸術家たちは民族性豊かな同胞社会を築くために1967年6月24日に広島朝鮮歌舞団を結成。当初、団員たちはチャンゴやアコーディオンを担いで同胞たちが集まるところに駆けつけた。十分な技術を備えていなくとも愛国心と同胞愛を胸に歌い舞う姿は、同胞たちに希望と勇気を与えたという。そして93年12月21日に文学部、声楽部、器楽部、舞踊部、美術書芸部を含む文芸同広島支部が設立された。公演や創作活動を通じて朝・日友好親善や朝鮮学校への関心はさらに深まっていった。

祖国や同胞社会を取り巻く昨今の情勢はこれまでになく厳しい。しかし文芸同広島委員長にして歌舞団団長も務めた朴英美さん(70)は「ピンチはチャンス」と捉える。

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