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大阪・東阿地域青商会が結成

2013年02月25日 20:41 暮らし・活動

全国116カ所目、地域同胞の期待高まる

24日に行われた結成総会

日本全国で116個目となる地域青商会が24日、大阪・東阿地域に結成された。これにより、大阪府の全13地域に青商会が整備されたことになる。

生野朝鮮初級学校学区の地域青商会の数は、3から4に増えた。

東阿同胞社会において、新たな組織が結成されるのは久しぶりで、総聯東阿支部の活動家、顧問や女性同盟のオモニたち、朝青員たちも、「東阿同胞社会を共に盛り上げていこう」と気勢も上がっている。

同胞の期待高まる

東阿朝鮮会館で行われた結成総会には、青商会中央、大阪府青商会、総聯大阪府本部、総聯東阿支部の役員たちと地域同胞老若男女80余人が参加した。

総会ではまず、青商会中央の洪萬基会長(43)があいさつをした。

洪会長は、厳しい条件と環境の中で結成総会を迎えた東阿地域青商会の結成準備委員、府青商会の役員たちを祝った。また、「在日朝鮮人運動の新たな全盛期を拓く青商会の活動を、われわれと共に始めよう。すべての地方と地域の青商会がこれまで蓄積してきた経験に基づき、東阿青商会をサポートしていく」と語った。

続いて、金ソル事務局長(36、初代幹事長に就任)が結成準備委の報告を行い、昨年10月の結成準備委発足後から、青商会世代の同胞青年42人に呼びかけるなどの活動を行ってきたことについて報告した。

総聯支部の鄭善治委員長が東阿青商会の初代役員を発表した。

今後の活動方向について抱負を述べた金相健会長

初代会長に就いたのは、東阿支部の分会で長らく分会長を務めた1世同胞の子息である金相健さん(39)。今後の活動方向について抱負を述べた金会長は、最初の活動として、今年4月に予定されている総聯支部主催の花見を、今年は青商会が主管し、多くの地域同胞を集めるため奔走したいと決意表明した。会場は万雷の拍手に包まれた。

総会後、祝賀宴が開かれた。参加者たちは、総聯大阪府本部の夫永旭委員長の音頭で祝杯をあげた。

大阪府青商会の申昌洙会長(40)は、府青商会が今期掲げている「ALL大阪で同胞社会の未来を開拓しよう」というスローガンのもと、府の13地域青商会が団結し、大阪同胞社会を盛り上げようと呼びかけた。

総会に参加した総聯支部の林聖学副委員長(60、非専従)は、「東阿青商会結成は、地域同胞にとって長年の希望だった。東阿地域がより活性化するよう、われわれも青商会を応援したい」と話した。

(李東浩)

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