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新春西東京同胞高尾山登山大会/26人が参加

2013年01月08日 15:24 スポーツ

毎年恒例の「新春西東京同胞高尾山登山大会」が6日に行われた。

当日、登山大会には在日本朝鮮人登山協会の金英名誉会長と西東京登山協会の鄭在洙会長をはじめ西東京同胞、東京、神奈川各地の同胞ら26人の登山愛好家たちがかけつけた。

高尾山の植物について説明する鄭在洙会長

晴れ渡った空の下、参加者らは京王線の高尾山口駅広場に集まり新年のあいさつを交わし、高尾山山頂をめざした。登山中、高尾山の歴史や植物、高尾山薬王院の来歴などについて鄭在洙会長が説明した。参加者らは、説明に耳を傾けながら約2時間歩き山頂に着いた。その後、記念撮影をし、昼食を食べながら楽しいひとときを過ごした。下山後は飲食店で新年会が行われた。

鄭在洙会長(78)は、「今年は、金正恩第1書記の新年辞が行われるなど明るい気持ちで新年を迎えることができた。今年も祖国の人々と同じ気持ちでこの1年を過ごしたい」と話した。

山頂での記念撮影

西東京在住の金成朱さん(68)と鄭点得さん(70)は夫婦で参加した。夫の金さんは、去年初めて妻の鄭さんに誘われて登山に挑戦。「はじめは登山に抵抗があったが、登ってみると自然と触れあうのは楽しい。今年も無事、高尾山に登ることができて、清々しい気持ちで新年のスタートを切ることができた。情勢が悪く大変な日々が続きそうだが、祖国や我々にとって良い年になるように色んなことに尽力していきたい」と話す。また、「今年も目標は祖国統一」と話す妻の鄭さんは「私の目標は毎年、祖国統一だ。同胞社会の困難が続く中、こういった同胞たちの集まりはとても大事。もう年だが健康な限り登山もしたいし同胞の集まりには出来るだけ参加して、色んな同胞から力をもらいたい。今年も1年元気に過ごしたい」と話した。

西東京登山協会は、4月21日に「太陽節」記念西東京同胞高尾山登山をする予定だ。

(金秀卿)

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